2015年4月1日 by 竹ノ内 昭範
仙台 2
今回も仙台出張のつづきです。
年に一度の重量木骨のプレミアムメンバーたちの工務店の集い。
毎年、毎年、会を重ねて今回は11回目。初回の長野に始まり10年以上経ちました。全国から集まる集会ですので情報交換など意義の深い二日間です。昨年、重量木骨の家がロゴ一新し、併せてキーとなるビジュアルが当社施工の物件を選定いただきました。
重量木骨の家=当社施工物件というイメージとなる事が光栄に思います。
二日目は被災地の視察。今回は石巻・女川と震災の被害の大きかった地域を回りました。中でも女川は人口1万人弱の小さい集落であった町が震災でほぼ壊滅状態となり人口が現在5000人程に減ったとの事。復興を目指す中3/21に女川駅がオープンしました。
何とこの駅舎、温泉も付いている駅舎で全国にも例がないような公共建築物となっています。しかも設計が播 繁先生。そうSE構法の生みの親の方です。
ガイドさんが色々説明してくださったのですが我々が播先生と深くつながりがある事を知らないガイドさんは『有名な構造建築家の播 繁さん』とお話しされていて少し面白い気分になりました。
それにしてもSE構法を扱う工務店の集いで偶然にも播先生の作品を見る。良くできた取り合わせでした。
最後に女川の蒲鉾屋さんに立ち寄り看板を写メ。
『おだづなよ津波』意味がわかりませんでした。
『ふざけんなよ津波』という意味だそうです。
復興とは程遠い現状の被災地を見て複雑な気持ちでしたが
防災の意義を改めて考えるいい機会となりました。
でわでわ
TAKE