2018年10月18日 by 林 亜樹

西洋建築探訪~旧ハンター住宅

旧ハンター住宅は神戸の北野に建てられたイギリス人のE・H・ハンター氏の住宅を
神戸市立王子動物園内の敷地に移築された建物だそうです。

動物園をまわった後ちょっと休憩がてら無料公開中だったので
見学させてもらいました。
明治の頃に建築されて昭和38年移築。阪神大震災で被災し補修なども経て、
さすがに古い感じもありますが、重要文化財にも指定された本格的な西洋建築です。

外観は爽やかなグリーンと模様付きのガラス窓。コロネード(列柱式)ベランダというものが特徴的でした。
資料によるとベランダは、はじめ開放されていたが日本の風土に適さないために、窓がはめこまれたそうです。

同じタイミングで1組の家族連れが見学されていたので、夫婦の会話を聞きながら回っていると
「えぇなぁ~こんな家住んでみたいわ。どうやったら建てられるんやろ」
「実際建てられるんかな?大工さんにお願いしたら出来るもんなん?」
「この無駄な空間がいいなーこれがあるからええんやで。」
「でもいざ建てるってなったらスペース勿体ないから、きっとこんな空間作れん」
なんていうリアルな感想を聞けました(笑)

山栄ホームにも洋風の住宅を希望される方が多いので、私も勉強です!
洋風住宅計画中の方も、お家創りのヒントに本物の西洋建築や洋館を見学に出かけて
洋風のポイントを探ってみてはいかがでしょう?

他にも洋館や建築を見学できる施設はありますが、
旧ハンター住宅は動物園の中にあるのでお子様も楽しめますよ♪
ちょっと短足で体が硬めな所がチャームポイントのパンダのタンタンもいます☆