2025年10月14日 by 竹ノ内 昭範

勉強になります。。

先日の休日、何気にTVをみていると御年73歳になる漫才師の『ザ・ぼんち』のおふたりが出演していてました。ザ・ぼんちといえば1980年代の漫才ブームで一躍人気者になり舞台を縦横無尽に暴れる様が人気を博していました。

当時、私は中学生。紳・竜、ツービート、B&bなど今とは違う漫才を見て楽しんでいました。その漫才ブームも陰りが出て時代の流れと共にザ・ぼんちの人気も落ちてきて、ついには二人も解散し別々の道に。

おさむさんは俳優の道へ、まさとさんは後輩女性芸人とコンビを組み再び漫才師の道へ。二人は各々の人生を歩み始めました。歳を重ねた50過ぎ、吉本興業から再結成のオファーを受け、悩み、熟考した後、二人は再び漫才をやろうと決断し若手と同様色んな賞レースにエントリー、出場する日々を送る事になりました。

昔やっていたから勝手も分かるしベテランでもあるので直ぐに昔に戻れるのでは…….と周囲は思っていたようでしたが当の本人たちは『そんな甘いもんではない』と心から思っていたようで50歳を超えてから若手以上に稽古を積んでいったそうです。

なぜ50歳を超えてからチャレンジすることに決めたのかという問いに『チャレンジに歳はない!チャレンジを止めたらそこで自分の未知の可能性を自分で蓋をする事になる….チャレンジは一つ一つ自分を若返らせてくれる』という返答でした。最初は何気に見ていた番組でしたが途中から食い入るようにみている自分がいました。奇しくも自分自身50代、まさにぼんちのお二人が再度チャレンジした年代。心に深く刺さるものがありました。73歳でも前、前を向いて歩んでいる姿に勇気を貰った気がし勉強にもなりました。

自分の周りに目を向けると、仕事をお願いすると『やったことないからできない…』という事をよく耳にし他人任せにしますが、結局は『自分自身が失敗して恥を掻きたくない、挑戦したくない、責任を取りたくない』という事の表れで、これは常に逃げている状況であって……….誰しも最初はやった事はない事をやって経験していくのではないか。『できひん』という言葉は『やりたくない』と同義であり、否定的な言葉には発展は皆無であると思います。。。(もちろん畑違いや諸事情、物理的に出来ない場合もありますが…..)

今、会社に取って大きなプロジェクトを手掛けています。これも受ける事自体キャパシティーを超えていると非難の声を耳にしましたが、このプロジェクトを経験する事で弊社の協力業者も未経験から経験にランクアップし、自信が付き、今後の同様なプロジェクトが来た時に経験が力になってくれる、共に成長したいという思いから難局ではあるものの何とか歯を食いしばって乗り越えられると判断したので受注させていただきました。

担当している者は日々頑張ってくれています。来年の皐月のころには大変な現場だったなぁと笑顔で話せる事を願って踏ん張って欲しいものです。。

今回のブログは難しく厳しい内容の投稿でしたね….

でわでわ

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